報道発表

高村外務大臣とカンボジア副首相兼国防大臣との会談

平成20年3月7日

 3月7日(金曜日)、17時30分から約30分間、高村外務大臣は、来日中のティア・バニュ・カンボジア副首相兼国防大臣と会談したところ、概要以下のとおり。

  1. 高村大臣より概要次のとおり発言。
  2. (1) 本年は、日カンボジア外交関係樹立55周年であり、貴副首相訪日を歓迎する。

    (2) 両国間の防衛交流の活性化のため、同副首相の要請を受け、在ベトナム大使館の防衛駐在官を在カンボジア大使館に兼轄させることにした。

    (3) 我が国は『平和協力国家』として責任ある役割を国際社会で果たしていきたい。カンボジアがスーダンPKO要員を派遣するなど平和構築への取組を強化していることを高く評価。今後この分野で積極的に連携していきたい。

    (4) 選挙による民主政治への取組を歓迎し、7月の国民議会選挙には監視員派遣などの支援を行っていきたい。

  1. ティア・バニュ副首相より概要次のとおり発言。
  2. (1) 今次訪日招待に深く感謝。55周年に際し、高村大臣のカンボジア訪問を招待したい。

    (2) 在ベトナム大使館の防衛駐在官のカンボジア兼轄の決定を心から歓迎。

    (3) 防衛大学でカンボジア留学生を受け入れていることに感謝。今後、留学生の受入れを増やしていただきたい。

    (4) 地雷対策分野での連携をはかりたい。災害救済活動を含め、能力開発を中心とした支援をお願いしたい。

    (5) 日本の安保理常任理事国入りや北朝鮮問題に関する日本の立場を支持する。

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