報道発表

高村外務大臣へのアラグチ次期駐日イラン大使の表敬

平成20年3月3日

 3月3日(月曜日)、16時45分より約25分間、高村外務大臣は、アラグチ次期駐日イラン大使の表敬を受けた。

  1. 高村外務大臣は、アラグチ大使の駐日大使就任を歓迎し、外相レベルを含めた緊密な両国間対話の継続を希望する旨述べた。
  2. これに対して、アラグチ次期駐日イラン大使は、日・イラン関係の更なる緊密化に尽力したい旨述べ、また邦人拘束事件に関し、被害者の安全を最優先しつつ、早期解放に全力を尽くす旨述べた。また、核問題に関し、イランはIAEAとの協力を継続しており、イランの核計画は完全に平和的なものである旨述べた。
  3. これに対して、高村外務大臣は、邦人拘束事件の解決に向けたイランの協力に感謝するとともに、今後も被害者の安全を最優先した上で、早期無事解決に引き続き協力願いたい旨述べた。
  4. また、高村外務大臣は、イランの核問題に関し、現在、新たな国連安保理決議の採択が検討されている点に言及しつつ、イランの有する原子力の平和利用の権利を行使するためには国際社会の信頼が不可欠であると述べ、改めて、イランの緊密なIAEAとの協力を含めた安保理決議の要求事項の履行を求めた。
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