報道発表

高村外務大臣とオヨーン・モンゴル国外務大臣との会談

平成20年3月3日
  1. 3月3日(月曜日)夕方、高村外務大臣は、飯倉公館にて、来日中のオヨーン・モンゴル国外務大臣との間で、円借款案件「新ウランバートル国際空港建設計画」に係る交換公文署名式を行った後、引き続き、約30分間にわたり外相会談を行ったところ、概要以下のとおり
  2. (1)オヨーン大臣より、モンゴルにとって日本との外交関係強化が極めて重要であり、最近の日・モンゴル関係の発展を歓迎するとともに、ハイレベルの人的交流を維持、継続するよう双方で努力したい旨発言。これに対し、高村大臣より、モンゴルは日本にとって大切なパートナーである、今後もハイレベルで人的交流を維持、強化したい旨発言し、訪問招請に謝意を表明。

    (2)オヨーン大臣より、本日、円借款案件「新ウランバートル国際空港建設計画」の交換公文に署名できたことに謝意を表明。

    (3)高村大臣より、モンゴルの鉱物資源開発においてモンゴルと日本の企業が互恵の開発パートナーとなることを強く希望する旨発言。

    (4)両大臣より、両国外務省間の政策対話及びモンゴルの鉱物資源開発等に関する官民合同協議会の次回会合を本年モンゴルで実施することを確認。

    (5)両大臣より、国際場裡における協力及び北朝鮮問題解決に向けての協力を一層強化する旨を確認。また、オヨーン大臣より、北東アジアにおける環境大臣会合や水サミットの開催につき提案があり、高村大臣より今後検討したい旨応答。

    (6)高村大臣より、本年6月にモンゴルの国会総選挙が予定されているが、モンゴルの民主化が一層進展することを確信している旨発言。

  1. 外相会談の後、高村大臣夫妻主催歓迎夕食会が行われ、武道の話(オヨーン大臣は空手有段者)や音楽等の話題に話が弾み、大変くつろいで和やかな雰囲気の食事会となった。最後に、オヨーン大臣から高村大臣に対し、日本の物語(「つるのおんがえし」及び「かさじぞう」)が掲載されたモンゴル小学校用教科書の贈呈があった。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る