
「日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基づく携帯型化学剤自動検知器(PACAD)に係る共同研究に関する書簡」の交換について
平成20年3月4日
- 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基づく携帯型化学剤自動検知器(PACAD)に係る共同研究に関する書簡」の交換が、3月4日(火曜日)、東京において、我が方高村正彦外務大臣と先方ジョン・トーマス・シーファー駐日米国大使との間で行われた。
- 本件共同研究は、化学剤の迅速かつ正確な検知が可能で、操作及び処理方法を簡素化した携帯型化学剤自動検知器(PACAD(Palm-Sized
Automated Chemical Agent Detector))の設計及び製造並びにその試験評価に関する研究を行うことを目的とするものであり、その成果を踏まえ、化学剤の散布に対する自衛隊員の対処能力が向上することが期待される。
- 本件共同研究の実施のための政府間取極(交換公文)の締結については、日米間で推進する防衛協力の一環として、日米両政府間において協議が行われてきたところ、今般、双方の間で最終的な了解を得るに至り、標記の書簡の交換を行うこととなったものである。