
豊田正和・鹿取克章両総理特使の派遣について
平成20年12月9日
- 今般の国際金融・経済危機の影響を踏まえたアジアの経済成長及び開発に関する取組を強化するため総理特使に任命された豊田 正和(とよだ まさかず)内閣官房参与及び鹿取 克章(かとり よしのり)アセアン担当特命全権大使は、11月28日(金曜日)から29日(土曜日)のフィリピン派遣、12月2日(火曜日)から6日(土曜日)のラオス、シンガポール及びインドネシア派遣に引き続き、本日からベトナム、カンボジア、マレーシア及びインドに派遣されることとなりました。両特使は、9日(火曜日)にベトナムのフック(Mr.
Phuc)計画投資大臣、10日にカンボジアのフン・セン(Mr. Hun Sen)首相、11日にマレーシアのデバマニ(Mr.
Devamany)首相府経済開発担当副大臣、12日にインド政府関係者と各々会談し、我が国の立場の説明、協力の依頼等を行うことになっております(なお、インドにおける会談相手は調整中です)。
- 両特使は、これまでの訪問先において、各国(機関)の要人に対し、今般の国際金融・経済の危機の影響を踏まえ、世界的な金融危機の影響に対して協力して対応していくとともに、アジアの成長力強化と内需拡大が重要であるとの我が国の考えを説明し、有意義な意見交換を行ってきています。
(参考) 両特使は、フィリピンではテベス財務長官及び黒田ADB総裁、ラオスではブアソーン首相及びシンラボン計画投資大臣、シンガポールではリー貿易産業担当国務大臣及びバラジ外務担当上級国務大臣、インドネシアではスリ財務大臣兼経済調整大臣、マリ商業大臣及びハッサン外務大臣との会談を行った。