報道発表

仲井眞弘多沖縄県知事の中曽根外務大臣訪問

平成20年11月11日

(写真) (写真)

  1. 11月11日(火曜日)17時より約25分間、仲井眞沖縄県知事他が中曽根外務大臣を外務省に訪問し、以下の4点について要請がなされた。
  2. (1)  沖縄県名護市におけるセスナ機事故について、安全管理の徹底、再発防止、捜査協力、迅速な補償等。
    (2)  ホテル・ホテル訓練区域及び鳥島・久米島射爆撃場について、漁場確保等の観点からの返還等。
    (3)  米原潜の安全性確保と事前通報という基本的な動作の遵守。
    (4)  ミクロネシアにおける沖縄漁船の拿捕に関する早期解決。

  1. これに対し、中曽根大臣からは、
  2. (1) 名護市におけるセスナ機事故については、政府としても極めて遺憾であり、現在、日米双方で原因究明が行われているところであるが、引き続き米側に原因究明、再発防止及び捜査協力を求めていく、また、補償について迅速に対応していく旨、
    (2) また、ホテル・ホテル訓練区域及び鳥島・久米島射爆撃場については、日米安全保障条約の目的達成のため引き続き維持していくことが重要であり、現時点で返還を求めることは難しいが、今般の要請も踏まえ研究してまいりたい旨、
    (3) 更に、米原子力艦の安全性確保のため万全を期する考えである、米原子力潜水艦「プロビデンス」の事前通報なしの寄港については、米側に抗議し、原因究明、再発防止を強く申し入れている旨、
    (4) ミクロネシアにおける沖縄漁船の拿捕に関する早期解決については、昨日もミクロネシア大統領に、事態の迅速な解決に向けた協力を要請したところである旨、

    述べた。

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