報道発表

米原子力潜水艦「プロビデンス」の事前通報なしのホワイトビーチ(沖縄)寄港

平成20年11月10日
  1. 米原子力潜水艦「プロビデンス」が、11月10日午前10時頃より昼前まで、沖縄ホワイトビーチ沖合に寄港したが、本寄港について、我が国政府当局に事前通報はなされていなかった。
  2. 米原子力潜水艦の我が国の港への寄港に当たっては、米国は通常我が国政府当局に少なくとも24時間前に通報を行うこととされているが、かかる通報がなされないままに米原潜が我が国の港に寄港するという事態の発生は極めて遺憾であり、10日午前、西宮外務省北米局長より、ズムワルト在京米国大使館次席公使に対し、事実関係の詳細な説明、原因究明、再発防止の徹底を申し入れつつ、抗議した。これに対し、10日午後、同公使より、今回の件は、米海軍の内部の連絡ミスが原因であるが、通報がなされない形で「プロビデンス」が寄港してしまったことは米国としても誠に遺憾であり、再発防止に努めたい旨連絡があった。
  3. 外務省としては、かかる事態が生じたことは極めて遺憾であると考えており、再発防止に向けて米側としっかり協議していく考えである。
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