外務省、財務省、農林水産省、経済産業省
(1) 物品市場アクセス分野では、第4回会合にて交換したリクエスト・オファーの内容に基づき、双方の関心事項につき議論を行った。農林水産品に関しては、今回は砂糖に関する議論を行い、日本側は砂糖を巡るセンシティビティにつき説明し、現行の国境措置が必要である旨主張した。鉱工業品に関しては、日本側の関心品目に関し豪州側のオファー改善を求めた。
(2) サービス貿易及び投資に関しては、協定の条文案について議論を継続したほか、双方の関心事項について議論を行った。
(3) エネルギー・鉱物資源分野では、第5回会合で日本側から提案した、豪州からのエネルギー・鉱物資源の安定供給に役立つような内容の条文案につき、豪州側の見解を聴取し、それに基づいた議論を行った。
(4) 食料供給分野では、前回会合に引き続き、食料の安定供給確保のためどのような措置が検討できるかについて議論を行った。