報道発表

日本・カナダ貿易投資対話の開催について

平成20年10月30日
  1. 第1回日本・カナダ貿易投資対話を、11月4日(火曜日)と5日(水曜日)の両日、東京(外務省)において開催する。
  2. この対話は、我が国にとって特にエネルギー供給国としての重要性が高いカナダとの間で、両国間の貿易及び投資の促進を目的として本年1月にその設立が決定されたものであり、今回が初めての会合となる。
  3. 今回の対話には、我が国から小田部陽一外務省経済局長を議長として、外務省、総務省、財務省、農林水産省、経済産業省等の関係者が、また、カナダ側からは、ジョナサン・フリード(Mr. Jonathan Fried)次期駐日本国特命全権大使を議長として、外務国際貿易省等の関係者がそれぞれ出席する予定である。
  4. 今回の対話では、日本・カナダ両国間の貿易及び投資を促進するため、ビジネス環境の整備、規制協力及び貿易政策についての意見交換が行われる予定である。

【参考】 「日本・カナダ貿易投資対話」設立経緯

(1)平成17年11月、小泉内閣総理大臣(当時)とマーティン・カナダ首相(当時)が「日・カナダ経済枠組み」に署名。同文書は、貿易及び投資の円滑化をはじめとする「協力の優先分野」(計15分野)を列挙するとともに、両国間の貿易及び投資その他の協力案件の更なる促進がもたらす便益と費用について共同研究を開始する旨明記。

(2)その後、共同研究に関する3回の作業部会を経て、平成19年10月、両国間の貿易及び投資に関する対話枠組み設立の提案を含む「共同研究報告書」が、日・カナダ両首脳に提出された。これを受け、平成20年1月に開催された第21回日本・カナダ次官級経済協議において「日本・カナダ貿易投資対話」の設立につき合意し、本対話は上記の「協力の優先分野」に新たに追加された。

(3)改訂された「協力の優先分野」は参照。(外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/canada/e_framework_j.html#02)にも掲載。)

このページのトップへ戻る
目次へ戻る