報道発表

通信事業者への偽変造日本国旅券説明会の開催について

平成20年10月28日
  1. 10月28日(火曜日)、携帯電話を中心とした通信事業者及び社団法人「電気通信事業者協会」に対して、偽変造日本国旅券の現状及び見分け方の説明会を外務省において深田博史領事局長主催で行った。
  2. この説明会には、イー・モバイル、ウィルコム、KDDI、ソフトバンクモバイル、NTTドコモの各社及び電気通信事業者協会からの合計22名が出席した。
  3. 今次説明会は、携帯電話会社が個人と使用契約を締結する際に身分確認文書の一つとして提示された日本国旅券の中に、この夏以来偽変造した旅券が連続して発見されたことを受けて開催したものである。
     外務省側からは、日本国旅券の真正性の見分け方について説明を行ったほか、通信事業者及び社団法人「電気通信事業者協会」からは、契約の際に提示を受けた日本国旅券の真正性の確認などに対する外務省の協力を求める意見が出され、契約者不明の携帯電話が振り込め詐欺などの組織犯罪に悪用されていることにかんがみ、外務省としてはこれに積極的に対応することとした。
     また、偽変造事実が確認された旅券に関しては、通信事業者及び外務省から警察など関係機関に通報することとした。
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