
通信事業者への偽変造日本国旅券説明会の開催について
平成20年10月24日
- 10月28日(火曜日)、携帯電話を中心とした通信事業者及び社団法人「電気通信事業者協会」に対して、偽変造日本国旅券の現状及び見分け方の説明会を外務省において深田博史領事局長主催で行う。
- この説明会には、イー・モバイル、ウィルコム、KDDI、ソフトバンクモバイル、NTTドコモの各社及び電気通信事業者協会からの合計24名が出席する予定である。
- 日本国旅券は、出入国審査の場面以外にも、身分証明書として使用されている。例えば携帯電話会社においては、個人が携帯電話の使用契約を締結するに当たり、契約者の身分確認文書の一つとして日本国旅券の提示を認めているが、この夏以降、提示された旅券の中に、偽変造した日本国旅券が連続して発見された。
- 当省としては、昨今話題になっている振り込め詐欺などの組織犯罪に契約者の不明な携帯電話が使用される事態を重く受け止めており、可能な対策を採るべく、通信事業者に対して、旅券管理上支障のない範囲において偽変造旅券の見分け方を教示するとともに、偽変造の疑いのある日本国旅券を発見したときの対応について意見交換を行うこととした。