
「ASEM気候変動に対する適応セミナー」について
平成20年10月3日
- 10月2日(木曜日)及び3日(金曜日)、「ASEM気候変動に対する適応セミナー」が東京にて開催された。本セミナーは、我が国、欧州委員会、英国、オランダ、韓国及びベトナムの共催により実施され、アジア欧州会合(ASEM)メンバー国・機関より、政府関係者、専門家等約100名が出席した。また、2日夕刻には、御法川信英外務大臣政務官主催のレセプションが開催された。本セミナーの共同議長は、杉山晋輔外務省地球規模課題審議官及びラディスラブ・ミコ欧州委員会自然環境保護局長が務めた。
- セミナーの冒頭に、御法川信英外務大臣政務官及びラディスラブ・ミコ局長より開会挨拶を行った。引き続き、「水資源」、「保健」、「農業」、「防災」及び「生物多様性」の5分野について、プレゼンテーション及び意見交換が行われ、最後に、気候変動への適応分野においてASEMメンバー国・機関が密接な情報交換と協調行動を取るべきこと等を内容とする議長声明が採択された。
- 本セミナーの結果は、10月24日、25日に北京で開催予定の第7回ASEM首脳会合(ASEM7)に報告されることとなった。
(参考) アジア欧州会合(ASEM : ASia Europe Meeting)
- ASEMは、アジア・欧州関係の強化を目指して1996年に発足した対話と協力の場。アジア・欧州関係のみならず、グローバルな課題についての対応も視野に入れ、政治、経済、社会文化の3本の柱の下、幅広い分野で活動している。
- ASEMメンバーは43カ国・2機関(アジア16カ国+ASEAN事務局、欧州27カ国+欧州委員会)。
(別添)