
平和構築分野の人材育成のためのパイロット事業(研修員による外務大臣表敬)
平成20年10月2日
- 10月2日(木曜日)、平成20年度「平和構築人材育成パイロット事業」の研修員21名(日本及びアジア各地より参加)が、約1か月半にわたる広島及び東京における国内研修を修了し、世界各地の国際機関やNGOの現地事務所での海外実務研修に出発するに際して、中曽根弘文外務大臣を表敬した。
- 中曽根大臣より、研修員が海外実務研修を通じて現場での経験を積み、世界第一級の平和構築者として活躍されることを期待している旨述べた。
- これに対し、研修員代表手島正之氏より、広島での成果を活かし、平和構築の現場で必要な知識と経験を身につけ、将来、平和構築分野で貢献できるようにしたいとの抱負を述べた。
(参考)
本事業は、世界各地の平和構築の現場で支援を行うために必要となる実践的能力を備えた日本及びアジア諸国の専門家を育成するもので、2回目となる本年度事業の国内研修は8月25日に開講した。研修員は、約6週間の国内研修の後、約5~6ヶ月間の海外実務研修に従事する。
本事業は、昨年度に引き続き国立大学法人広島大学に委託され、同大学内事業事務局が中心になって形成する「広島平和構築人材育成センター」(HPC)が事業を運営している。