
特別展示「吉田茂展 没後40年」について
平成19年9月26日
- 外務省は、財団法人吉田茂国際基金(下記「参考」参照)との共催により、特別展示「吉田茂展 没後40年」を10月1日(月曜日)から12月27日(木曜日)まで、外交史料館別館にて開催する。
- この特別展示は、本年が吉田茂元総理大臣の没後40年にあたることから、「今あらためて伝える吉田茂の魅力」をテーマとし、初公開、初出品の遺品や書翰などの展示資料により吉田茂の外交観、国内外の名士との交流ぶりなどを示し、吉田茂の人間性に迫るものである。
- 展示資料は、総理在任中の吉田茂が経済方面への知見と関心を示した「岡崎勝男内閣官房長官宛吉田首相書翰」、大磯の自邸で来客用に使用していた「大磯吉田邸風景和食器一式」などの初公開資料(4点)や、皇孫殿下(現在の皇太子殿下)のご誕生を祝した書翰を含む87通の「小泉信三宛吉田茂書翰」、香淳皇后より送られた御歌を装丁した「衝立」など初出品資料(21点)を含む全48点。
〈参考〉
吉田茂国際基金(大久保利泰理事長)は、(財)吉田国際教育基金が、事業目的達成により解散となった(財)吉田茂記念事業財団の残余財産・一部事業を継承する形で平成7年2月に名称変更された財団法人であり、国際人物交流や奨学事業のほか、吉田茂関係資料収集事業も行っている。