
第1回極東・シベリア森林保全作業部会の開催について
平成19年9月26日
- 10月3日(水曜日)、日露環境保護合同委員会の下に設置された極東・シベリア森林保全作業部会の第1回会議が東京(三田共用会議所)において開催される。
- この作業部会には、片上慶一(かたかみけいいち)外務省欧州局参事官及びエルモレンコ、アレクセイ・アレクサンドロヴィチ・ロシア連邦林業庁森林台帳・森林状態評価局次長を議長とし、日本側から外務省、林野庁、経済産業省、環境省、消防庁、独立行政法人、大学、NGO等の関係者が、ロシア側から外務省、天然資源省、極東・シベリア地域の地方行政府関係者等がそれぞれ出席する。
- ロシア極東地域及びシベリア地域の森林は、日露両国にとって重要な木材の供給源であり、また、地球温暖化防止の観点からも、二酸化炭素の吸収源として同地域の森林を保全することは、日露にとって重要な課題であるとの観点から、この作業部会では、同地域の森林保全、とりわけ森林火災対策、さらに今後の活動方針に関して意見交換が行われる予定である。
- 日露両首脳は、2006年7月のサンクトペテルブルク・サミットの際の日露首脳会談において、日ソ環境保護協力協定第4条4に基づき、日露環境保護合同委員会の下に「極東・シベリア森林保全作業部会」を設けることで一致。今回はその第一回の会議。