報道発表

世界エイズ・結核・マラリア対策基金増資会合の開催について

平成19年9月25日
  1. 9月26日(水曜日)から9月28日(金曜日)まで、ベルリンにおいて、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(以下、世界基金)増資会合が開催され、約30か国、3国際機関、2民間セクター・団体が参加する予定である。27日の閣僚級会合では、コフィー・アナン前国連事務総長が議長を務め、開催国のドイツ連邦共和国アンゲラ・メルケル首相等が演説を行う予定である。
  2. 我が国からは、河野雅治外務審議官(首席代表)及び山崎純領事局兼国際協力局参事官(地球規模課題担当)が出席する。
  3. 我が国は、アジアにおける主要ドナー国として、これまで約6.6億米ドルを世界基金に拠出しており、累計拠出額第4位(全体の約7%)。また、2005年6月末、小泉純一郎総理(当時)から当面5億ドルの追加拠出を表明し、うち約3.2億ドルを拠出済みである。

(参考)  世界基金および増資会合について

  1. 世界基金は、2000年のG8九州・沖縄サミットが契機となって、開発途上国等における三大感染症の予防、治療、ケア等の対策を無償で資金支援する目的で、2002年1月に設立され(本部:ジュネーブ)、これまで世界の136か国ける約450案件に約86億ドルの資金供与をコミットしている。
  2. 増資会合は、世界基金の資金ギャップを埋めるために政治的なコミットメントを引き出す目的で開催される会合。第1次増資は、2006年から2007年を対象期間とし、2005年9月にロンドンで閣僚級会合が開催された。第2次増資は2008年から2010年を対象期間としている。
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