報道発表

在京レソト大使館開館記念式典及び日・レソト外相会談について

平成19年8月9日

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  1. 本日、麻生外務大臣は、11時より在京レソト大使館で行われた大使館開館記念式典への出席に引き続いて、11時40分より約15分間、来日中のモフラビ・ケネス・ツェコア・レソト王国外務大臣と外相会談を行った。
  2. 式典において、麻生外務大臣より本年の在京レソト大使館開設に触れた上で、開館記念式典に出席できることをうれしく思っていると述べるとともに、TICAD(アフリカ開発会議)に関して、TICADⅣのコンセプトを述べるとともに、昨日の首脳会議においてモシシリ首相が同会議への参加表明をしたことに対し感謝の意を示した。
  3. これに対してツェコア外務大臣より、大使館開設は友好な二国間関係の象徴であると述べた上で、小学校建設など人材教育の分野を中心とした日本のこれまでの経済協力に対する感謝が伝えられた。また、ツェコア外務大臣は、TICADはアフリカ及びレソトにとり協力のシンボルのような存在であり、モシシリ首相も喜んで会議に参加するだろうと述べた。
  4. 外相会談においては、麻生外務大臣より、日本は明治維新以降教育に投資をして発展の礎を築いたことが紹介され、ツェコア外務大臣より、レソトも日本の例なども参考に教育を最重要分野としていると述べた。また、国際場裡における協力について、昨日の首脳会談において我が国の安保理改革及び気候変動に関する我が国の立場をモシシリ首相が支持したことに感謝する旨伝達したところ、ツェコア外務大臣は、これからも我が国との関係を強化していきたいと述べた。
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