
第4回「日・イラン人権対話」について
平成19年7月6日
- 7月6日(金曜日)午後、第4回「日・イラン人権対話」が、日本外務省において、日本側木寺昌人総合外交政策局審議官(国連担当(大使))、木村徹也外務省人権人道課長、イラン側ターヘレ・ナザリ外務大臣顧問兼外務省国際女性・人権局長、ハキミ司法権長事務局長兼最高裁顧問他との間で約3時間にわたり行われた。今回の対話は、2004年6月にテヘランで行われた第3回人権対話以降、約3年ぶりの対話である。
- 今回の対話では、人権問題に関する基本的立場を述べ合うと共に、女性の人権問題や司法制度改革を含め、個別分野の人権状況の現状や改善に向けた取組等に関し、イラン側より説明が行われた。また、国連人権理事会及び国連総会等における協力についても意見交換が行われた。更に、2004年度以降、同国に対して実施しているJICAによる「法整備支援」を踏まえ、今後の協力の可能性についても意見交換が行われた。
- その結果、双方ともに今次対話が極めて有益であり、人権分野における今後の両国間協力の進展に資するものとなったことにつき意見が一致し、今後も対話を継続することで合意した。