
化学・生物テロの事前対処及び危機管理セミナーの開催について
平成19年6月29日
- 外務省は、7月3日(火曜日)から5日(木曜日)まで、アジア諸国を対象とする「化学・生物テロの事前対処及び危機管理セミナー」を、クアラルンプールにおいて、マレーシア政府(東南アジア地域テロ対策センター)との共催により開催する。
- このセミナーには、ASEAN(東南アジア諸国連合)、中国及び韓国より化学及び生物テロ対策に関係する担当者等約30名が出席する他、我が国をはじめ米、豪の専門家が講師として出席する。
- このセミナーでは、化学及び生物テロの脅威評価、予防・対応措置の取組、化学・生物テロ発生時における適切な対処のための関係機関の連携等をテーマに、参加者間での情報交換・議論、テロ発生時の対処に関する机上演習等が行われる予定である。
(参考)
このセミナーは、2002年10月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議の際に、アジア諸国の化学・生物・放射性物質・核テロ対処能力向上に貢献することを目的に今後5年間セミナーを実施する旨表明したことを踏まえて、JICAを通じて実施するものであり、「アジア・太平洋地域諸国に対する化学・生物テロ被害対処及び危機管理セミナー」(2003年9月・東京)、「化学テロの事前対処及び危機管理セミナー」(2004年7月・マレーシア)及び「生物テロの事前対処及び危機管理セミナー」(2005年7月・マレーシア、2006年7月・東京)の開催に続き、今回で第5回目の開催となる。