報道発表

日中外相電話会談について

平成19年6月28日

麻生外務大臣は、28日午前9時20分より約30分間、よう・けつち(ヨウ・ケツチ)中国外交部長との間で、日中外相電話会談を行ったところ、概要以下のとおり。

  1. 両外相は、BDA問題の解決やIAEA要員の訪朝を踏まえ、六者会合の今後の取り進め方につき意見交換を行った。両外相は、「初期段階の措置」を全面的にかつバランスよく実施することが重要である点につき意見の一致をみた。また、両外相は、今後とも六者会合プロセスの前進のため、日中間で密接に協力していくことを確認した。
  2. 両外相は、地域の平和と安定の観点からも日朝関係改善の必要性につき一致し、この関連で、麻生大臣より、北朝鮮が拉致問題を含め日朝関係の前進に前向きかつ誠実に取り組むよう、中国からも引き続き働きかけをお願いしたい旨述べた。
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