報道発表

日越協力委員会第2セッション

平成19年5月25日

5月25日14時から17時20分まで、浜田外務大臣政務官は、トゥアン・ベトナム官房副長官と、両国関係省庁幹部同席の下、日越協力委員会第2セッションを共催したところ、概要以下の通り。

  1. ガバナンス

    トゥアン官房副長官から、ベトナムはドイモイ路線により、行財政改革や汚職対策に鋭意取り組んでおり、特にWTO加盟により改革が新たな段階に入っていることを説明した。浜田大臣政務官から、ベトナムの制度整備の努力を評価するとともに、今後とも法整備や制度整備を積極的に支援していきたい旨述べた。 

  2. 平和構築

    日越双方は、国際社会の平和維持に協力していくことが重要であり、2008年からベトナムが国連安保理非常任理事国入りする予定である中、積極的に協力を進めることで一致した。

  3. 軍縮・不拡散

    浜田大臣政務官より、NPTを礎とする軍縮・不拡散体制の維持・強化が重要であることを指摘し、ベトナムが昨年CTBTを批准したことを評価しつつ、軍縮・不拡散や原子力の平和利用の分野での協力の重要性に言及した。トゥアン官房副長官から、ベトナムも戦争の経験があり、大量破壊兵器の不拡散や通常兵器の不法取引の防止に全面的に取り組みたい旨述べた。

  4. 科学技術協力

    浜田大臣政務官より、日越両国間では、昨年、科学技術協力協定を締結し、本年3月、第1回合同委員会が開催され、科学技術分野での協力が進展しており、今後とも協力を行っていきたい旨述べた。また、日本側同席者より、産業技術の研究交流や情報通信技術の協力について紹介した。ラン科学技術次官から、両国間の科学技術協力が進展していることを高く評価しつつ、原子力、宇宙技術を含む分野で協力を推進したい旨述べた。

  5. 資源・エネルギー

    クアン工業次官より、日越間で石炭・石油や電力発電をはじめ、資源・エネルギー分野の協力が進展しているが、今後の経済成長を考えると、引き続き同分野での協力を進めて頂きたい旨述べた。浜田大臣政務官より、民間の活力も活用しつつ、協力を進めていきたい旨述べ、日本側同席者より、石油・天然ガス、発電、石炭、省エネ、原子力などの具体的協力を進めていきたい旨述べた。 

  6. 環境

    浜田大臣政務官より、環境保護への配慮の重要性を指摘し、今後とも同分野での協力を促進していく旨述べた。また、日本側同席者より、同分野での政策対話など協力について紹介した。トゥアン官房副長官より、環境と経済の両立のため、科学技術、資金、人材が必要であり、引き続き日本側の協力を頂きたい旨述べた。

  7. 運輸・観光

    トゥアン官房副長官より、交通運輸分野における日本のトップドナーとしての協力に感謝しつつ、引き続きの協力を求めると共に、日本人観光客を年間50万人まで拡大するため協力して頂きたい、また本年中に日本で第2回日越観光協力委員会を開催したい旨述べた。浜田大臣政務官より、交通運輸分野での協力を引き続き進めたい、ほぼ開通した東西回廊を活用するためにも通関手続きの簡素化を進めて頂きたい旨述べ、また、日本人観光客の更なる拡大への希望を述べた。日本側同席者より、具体的協力を紹介した。 

  8. 文化・教育

    浜田大臣政務官より、国民の相互理解が緊密な二国間関係の基礎であり、文化交流フォーラムの開催、明年の外交関係35周年などを通じて交流を促進したい旨述べると共に、文化財保護の支援を促進している旨述べた。ト文化情報次官より、近年、両国の文化交流は活発であるが、更に促進したい、35周年に関しては関係省庁で協力して取り組みたい旨述べた。浜田大臣政務官より、ベトナムでの日本語教育が進展しているが、日本研究でもオピニオンリーダーを育成頂きたい旨述べた。

     

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