ASEM外相会合では、地域情勢に関する意見交換、その他政治、経済、文化の分野におけるアジアと欧州との関係強化に関する議論が行われる予定である。
28日(月曜日)にはポーランド、チェコ、スロバキア及びハンガリー4か国の外相との会合(V4+1外相会合)を行い、「自由と繁栄の弧」の形成のためこれら4か国と一層の連携強化を確認する予定である。
日・EUトロイカ外相協議においては、現EU議長国のドイツのフランク=ワァルター・シュタインマイヤー外相等と日・EUの共通の関心である国際問題について意見交換が行われる予定である。
G8外相会合においては、現在の国際社会が直面する重要な外交課題である中東和平、イラン、コソボ、北朝鮮等について、G8各国外相間で議論が行われる予定である。また、この機会に、麻生外務大臣は、数か国の参加閣僚と二国間関係等に関し意見交換を行う予定である。
続いて5月31日(木曜日)及び6月1日(金曜日)、スペインを訪問し、ミゲル・アンヘル・モラティノス外務・協力大臣と会談を行い、ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相に表敬する方向で調整中である。今次訪問を通じ、日本と両国の関係が一層強化されることが期待される。
日中韓外相会議では、韓国及び中国の外相と三国間協力の推進、北朝鮮を始めとする地域・国際情勢について意見交換を行う予定である。
また、その機会に日韓外相会談も行う予定である。