報道発表

ロザリン・ヒギンズ国際司法裁判所所長の外務大臣表敬について

平成19年4月10日

  1. 外務省招待により訪日中のロザリン・ヒギンズ国際司法裁判所(ICJ)所長(Rosalyn HIGGINS、President of the International Court of Justice)は、10日(火曜日)15時40分から麻生太郎外務大臣を25分間表敬した(ヒギンズ英国上院議員(ヒギンズ所長の夫)、小和田ICJ判事等同席)。
  2. ヒギンズ所長から、ICJの活動状況及び国際社会におけるICJの役割の重要性を説明した。麻生大臣からは、我が国は外交の一つの柱である「価値の外交」の中で、国際社会における「法の支配」を一層強化していく方針であり、引き続きICJとの協力関係を強化していきたい、又、日本は歴史的にも近代法の整備の重要性はよく理解しており、東アジアにおける法整備支援を積極的に行ってきている旨述べるとともに、我が国が本年10月にも国際刑事裁判所(ICC:International Criminal Court)への正式加盟を目指していることなどを紹介した。ヒギンズ所長からは、日本の取組を評価すると共に、ICJへの支援を感謝する旨述べた。

 

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