23日、午後5時10分より約30分間、来日中のハーシミー・イラク副大統領が麻生外務大臣と会談したところ、概要以下のとおり。(イラク側より、ジュマイリー駐日大使、サーマッライー副大統領特別顧問他、日本側より、奥田中東アフリカ局長、小川イラク復興支援等調整担当大使他同席。)
1. 会談では、我が国のイラク復興支援への取組を含む日・イラク関係、イラク情勢等につき意見交換が行われた。
2. 日・イラク関係については、ハーシミー副大統領から、サマーワを含む自衛隊の活動、経済協力等のこれまでの我が国のイラク復興支援に対し謝意が表され、イラク特措法が延長されることを望む旨述べたのに対し、麻生大臣より、日本として引き続きイラク政府の復興への努力を支援していくとの立場に揺るぎは無い旨述べた。
3. イラク側から、25日から本邦で開催予定の国民融和セミナーの開催について謝意が表され、イラクにおける治安の回復及び国民融和について、忍耐強く取り組んでいくことの必要性について一致した。