1. イラク特措法に基づく航空自衛隊の空輸支援活動に関し、米国時間16日(金曜日)、国連事務局より我が方代表部に関し、潘基文国連事務総長発安倍総理宛書簡が接到した。また、右に先立ち、同11日(日曜日)には、国連事務局経由にて、カジ国連事務総長特別代表発足木駐イラク臨時代理大使宛書簡も接到した。
これら書簡においては、国連(UNAMI)の職員と貨物に対する航空自衛隊による空輸支援の継続的な提供に感謝しており、同支援が国連のイラクにおける人道その他の支援を行う上で大変重要なものとなっている等、国連の考え方が述べられている。
2. また、上記に関連し、イラク時間12日(月曜日)に、イラク政府より我が方大使館に対し、マーリキー・イラク首相発安倍総理宛書簡が接到した。同書簡では、国連(UNAMI)及び多国籍軍のための日本の航空自衛隊による空輸活動が、イラクの復興・再建に向けた努力において主要かつ死活的な役割を有している等述べられている。