
ロシアのジュニア柔道チームの来日について
平成19年12月19日
- 12月20日(木曜日)から12月28日(金曜日)まで、日露スポーツ交流事業の一環として、ロシアのジュニア柔道チーム(選手7名、コーチ2名)が、外務省の招聘により来日する。
- ジュニア柔道チームは、本邦滞在中の24日(月曜日)から福岡県宗像市において開催される第5回福岡国際中学生柔道大会(主催者:九州柔道協会、(財)サニックススポーツ振興財団、西日本新聞社)に出場する。
- 本件招聘は、2003年1月に日露間で採択された「日露行動計画」に基づき、スポーツ分野における日露間の交流を進展させる目的で山下泰裕東海大学教授の協力を得て実施するものである。2005年11月のプーチン大統領訪日の際及び2006年3月のサンクトペテルブルクで開催された柔道大会の際には、プーチン大統領から山下教授に対し本件招聘に対して謝意表明がなされている。
- 同大会には、2004年9月に学校テロの惨事に見舞われた北オセチア共和国ベスランの中学生も2005年から参加している。
(参考)
- 我が国政府が招聘するロシアのジュニア柔道チーム「ヤワラM」(注:Mはロシア語で青少年を意味する単語の頭文字)は、プーチン大統領のイニシアティブにより1998年に設立され、シェスタコフ、ヴァシーリィ・ボリソヴィチ国家院議員が名誉校長を務める学校の柔道クラブ「ヤワラ・ネヴァ」の青少年部門(7歳~17歳)であり、2000年4月にサンクトペテルブルクに設立された。「ヤワラM」は、ベスラン以外では、モスクワ、イルクーツク、クールスク州に支部を有する(今回、標記大会に参加するのは、サンクトペテルブルクとベスラン支部からの選抜者)。
- ロシアからのチームが外務省の招聘プログラム(日露スポーツ交流事業として費用政府負担)で本件柔道大会に参加するのは、今回で4度目となる。