高村正彦外務大臣は、19日(月曜日)午前11時10分より約25分間、訪日中のアンワルルハック・アハディ・アフガニスタン財務大臣と会談したところ、概要以下のとおり。
(1)日本が2002年1月のアフガニスタン復興支援会議を東京で開催して以降、一貫してアフガニスタンに対する復興支援において主要な役割を果たしていることに感謝。日本が戦後の復興を成し遂げたことは、アフガニスタンにとっても大変勇気づけられる史実であると認識。今後、アフガニスタンは、復興から開発の段階に移ることとなる、これまでも日本の支援は有効に活用されてきたが、引き続き多くの問題が残されており、今後とも多岐の分野における日本を始め国際社会からの支援をお願いしたい。
(2)アフガニスタン国内において麻薬や治安が引き続き問題であることを認識。また、国際的なテロとの闘いは継続されており、国際社会における取組が多くの国によって行われている。日本がその中で果たしている役割を高く評価しており、インド洋における補給支援を含む各種活動が継続されることを期待している。