
金大中事件に関する韓国側の立場の伝達
平成19年10月30日
- 本30日、高村外務大臣と柳明桓(ユ・ミョンファン)在京韓国大使が会談した。柳明桓大使からは、金大中事件に関して、韓国政府としての遺憾の意が表されるとともに、このようなことが繰り返されてはならないとして、再発防止の意が表明された。
- 今回、韓国政府より、我が国政府に対し、我が国の主権を侵害したことに対する陳謝の意が表明され、再発防止が確約されたことによって韓国政府による我が国の主権侵害という国際法上の問題は処理された。
- 高村大臣と柳明桓大使は、今回の件が現在の日韓関係に否定的な影響を与えることは適当ではなく、むしろ、日韓両国で引き続き協力し、未来志向の日韓友好協力関係の一層の発展に努力していくことで一致した。