報道発表

松山外務副大臣とベルフラーゲ・スウェーデン外務副大臣の会談

平成25年3月18日

 本18日午後1時から約1時間半,松山政司外務副大臣は,フランク・ベルフラーゲ・スウェーデン外務副大臣(Mr.Frank BELFRAGE, State Secretary for Foreign Affairs, the Kingdom of Sweden)と,二国間関係,東アジア情勢,日EU関係等につき昼食を交えて会談したところ,概要は以下のとおりです。


  1.  冒頭,松山副大臣はベルフラーゲ副大臣の来日を歓迎し,ベルフラーゲ副大臣から,在アルジェリア邦人に対するテロ事件及び東日本大震災の犠牲者に対して弔意の表明がありました。

  2.  松山副大臣から,安倍政権の外交における欧州の意義につき説明し,国際社会の諸課題に取り組むに当たり基本的価値,利益及び責任を共有する欧州と,政策協調,ルールメイキング及びアジア経済の対外開放・規制緩和の3点について協力していきたい旨述べました。また,松山副大臣は,東アジア情勢について説明の上,ベルフラーゲ副大臣との間で意見交換を行いました。ベルフラーゲ副大臣は,松山副大臣から説明のあった日欧協力の方向性に同意すると述べ,また,近く行われる日EU定期首脳協議にて日EU経済連携協定(EPA)の交渉が正式に開始され,日スウェーデン両国の企業活動が促進されることへの期待が表明されました。

  3.  その他,両副大臣は,PKOをはじめとする国際社会の諸課題をめぐる協力について意見交換を行いました。


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