
岸田外務大臣によるラージャパクサ・スリランカ大統領表敬
平成25年3月13日
本13日午前10時30分から約20分間,岸田文雄外務大臣は,公式実務訪問賓客として訪日中のマヒンダ・ラージャパクサ・スリランカ大統領(H.E. Mr. Mahinda Rajapaksa, President of the Democratic Republic of Sri Lanka)を表敬訪問したところ,概要以下のとおりです。
- 冒頭,岸田大臣から,ラージャパクサ大統領の訪日を歓迎するとともに,一昨年の東日本大震災に際して,スリランカから支援隊を含め物心両面で多大な支援を受けたことに対し,心から謝意を表しました。これに対し,ラージャパクサ大統領から,2004年のスリランカでの津波被害の際をはじめとして,これまでの日本のスリランカに対する一連の支援に謝意が表明されるとともに,日本への連帯の意が表明されました。
- 岸田大臣から,内戦終了後の人権問題を含む国民和解・復興に向けたスリランカ政府の努力を歓迎し,継続的な取組を働きかけました。これに対し,ラージャパクサ大統領から,明石康政府代表の外交努力をはじめとする日本政府の一貫した平和構築への関与及び支援に謝意が表明されました。
- 両者は,その他,アジアの地域情勢についても意見交換を行いました。