
「中央アジア+日本」対話・第5回東京対話の開催
平成25年3月11日
- 3月15日,外務省は,「中央アジア+日本」対話・第5回東京対話を開催します。
- 同対話は,日本と中央アジア5か国(カザフスタン,キルギス,タジキスタン,トルクメニスタン,ウズベキスタン)との協力を促進するための枠組である「中央アジア+日本」対話の一環として,有識者・専門家の参加を得て実施されるシンポジウムです。
- 今回の対話では,昨年11月に東京で行われた「中央アジア+日本」対話・第4回外相会合における議論を踏まえ,「中央アジアの貿易投資促進における地域協力の役割(ASEANの経験を踏まえて)」をテーマとして取り上げます。これまで地域協力を発展させてきたASEANの成り立ちと,その発展に関与してきた日本の役割に着目し,中央アジアの地域協力の進展にASEANの経験を活用する可能性を議論します。議論の成果は,議長サマリーの形で次回の政府間会合に報告され,域内協力の進展に活用されることが期待されています。
(参考1)「中央アジア+日本」対話("Central Asia plus Japan" Dialogue)
2004年8月,日本と中央アジア諸国の協力を推進する枠組みとして立ち上げられ,2012年11月に東京で開催された第4回外相会合では,貿易・投資,環境,エネルギー,アフガニスタン安定化に向けた協力などの5分野で協力を推進することで一致した。
(参考2)過去の東京対話実施実績
第1回(2006年3月):中央アジア地域統合の展望,中央アジアと域外国の関係
第2回(2007年1月):水資源と電力を巡る中央アジア地域協力の展望,中央アジアのエネルギー資源供給ルート多角化の展望
第3回(2009年2月):中央アジアの土壌をめぐる環境協力,気候変動問題が中央アジア地域の環境に与える影響と対策
第4回(2010年2月):中央アジア地域における今後の物流インフラ整備