
日米外相電話会談
平成25年2月12日
本12日,午後9時50分から約20分間,岸田文雄外務大臣は,ジョン・ケリー米国務長官(The Honorable John F. Kerry, Secretary of State of the United States of America)との間で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣から,今回の北朝鮮による核実験は国際社会全体の平和と安全を著しく損なうものであり強く懸念している,国連安保理が新たな決議を速やかに採択すべきである旨述べるとともに,米国と緊密に協力し,また日米韓の緊密な連携を続けたい旨述べました。これに対しケリー長官からも,北朝鮮の核実験は地域の平和と安定を損なうものであり,このような行為には結果が伴うということを示すべく,新たな安保理決議を採択すべきとの考えが示され,今後とも日本と連携していきたい旨述べました。
- 岸田大臣から,オバマ大統領の声明の中で地域の同盟国に対する防衛コミットメントを明確にしていることを評価する旨述べたのに対し,ケリー長官から,米国として日本や他の地域の同盟国を防衛することにコミットしていることをオバマ大統領が明確にしたものである旨述べました。