報道発表

柳井国際海洋法裁判所所長による岸田外務大臣表敬

平成25年2月8日

 2月7日午後6時20分頃から約10分間,岸田文雄外務大臣は,外務省にて,柳井俊二国際海洋法裁判所(ITLOS)所長による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1.  柳井所長から,ITLOSの最近の活動が報告されるとともに,我が国のITLOSに対する支持と貢献に対する謝意が表明されました。
  2.  岸田大臣は,我が国は,海洋に関する紛争の平和的解決と,海洋分野における法秩序の維持と発展のために,ITLOSが果たす役割を高く評価しており,国際社会における法の支配の推進のためにITLOSを引き続き支援していく旨述べました。

(参考)国際海洋法裁判所(ITLOS)
1.ITLOSは,国連海洋法条約に基づき,1996年にドイツ・ハンブルクに設立。柳井俊二判事(元駐米大使)は,2005年からITLOS判事を務め,2011年からはITLOS所長を務めている。
2.我が国がITLOSに付託された事案の当事者となった事件としては,日本の調査漁獲を巡るみなみまぐろ事件(1999年)及びロシアによる日本漁船の釈放を求めた第88豊進丸事件,第53富丸事件(ともに2007年)がある。

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