報道発表

国連軍縮フェローシップ・プログラムの受け入れ

平成24年9月26日
  1. 9月27日(木曜日)から10月4日(木曜日)まで,国連軍縮フェローシップ・プログラムへの参加国の若手外交官から成る参加者25名が,我が国の招待により来日します。
  2. 一行は,滞在中,東京において,外務省から日本の軍縮・不拡散外交等についての説明を受けるほか,気象庁や国際問題研究所の訪問を行います。また,広島,長崎の両市を訪れ,原爆資料館の視察や被爆者との懇談を行います。さらに,茨城県東海村を訪れ日本原子力研究開発機構(JAEA)の視察を行う予定です。
  3. 軍縮・不拡散分野における国際的取組の重要性が増している中,多くの国の若手外交官が,唯一の戦争被爆国である我が国を訪れ,核兵器使用の惨禍の実相への理解を深めるとともに,軍縮分野における我が国の立場を学ぶことにより,将来の各国における政策立案や国際協調の強化に寄与することが期待されます。
(参考)国連軍縮フェローシップ・プログラム
(1)国連軍縮フェローシップ・プログラムは,特に開発途上国における軍縮専門家を育成するために,1978年の第1回国連軍縮特別総会において設置が決定され,1979年以来国連及びジュネーブ軍縮会議における研修,関係国への訪問等の形で毎年実施されてきている。我が国は,1982年の第2回国連軍縮特別総会における鈴木善幸総理演説において本計画参加者の広島及び長崎招待の提案を行い,翌83年以来毎年24名から30名の各国の若手外交官等の訪日を実現している。本年は30年目にあたり,これまでに761名の参加者が本邦を訪問している。

(2)本年度参加国
 アルジェリア,オーストラリア,ブラジル,チリ,中国,コロンビア,キューバ,エチオピア,ギニア,インド,インドネシア,イタリア,日本,ヨルダン,リベリア,リトアニア,ネパール,ニジェール,ペルー,ポーランド,モルドバ,スウェーデン,スイス,タイ,ジンバブエ

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