
野田総理による「イフタール」の主催
平成24年8月1日
- 本1日(水曜日),野田佳彦内閣総理大臣は,駐日イスラム諸国大使等を官邸に招待し,イフタール(イスラム暦断食月(ラマダーン)中に行われる,日没後の食事)を主催しました。今年のイフタールには,約34の国・地域の在京イスラム外交団等の代表が参加し,出席した各外交団からは,各国の名物料理の提供がありました。
- 野田総理大臣から,イスラムが異なる民族と国で受け入れられてきた理由の一つに,「多様性への寛容」の精神があり,世界の平和と安定の実現にとって、異なる文明間の相互理解の増進と「多様性への寛容」は益々重要となっている,本日のイフタールは,我が国でイスラムの伝統の一端に触れる貴重な機会であり,豊かに育まれてきた我が国とイスラム世界との相互理解の一助となることを期待する旨挨拶しました。
- 駐日イスラム諸国大使を代表して,シド・アリ・ケトランジ駐日アルジェリア大使から,他の文化及び文明に対する寛容と尊重の精神はイスラムの教えの根本であるとともに,日本国民・社会を特徴づけるものでもある,日本とイスラム世界は双方のみならず,世界全体の利益のために密接に協力することができると確信する旨挨拶を行いました。