
第3期日韓文化交流会議一行による玄葉外務大臣表敬(提言書の提出)
平成24年6月29日
- 6月28日(木曜日),玄葉光一郎外務大臣は,第3期日韓文化交流会議の川口清史委員長(立命館大学総長)をはじめとする日本側メンバーの表敬を受けました。また,日本側メンバーより玄葉大臣へ第3期日韓文化交流会議の提言書が提出されました。
- 川口委員長から,近年日韓関係は劇的に発展した,その日韓関係を新しい段階に引き上げ,新たな日韓関係を創造したいとの考えから今般提言書を作成した,提言書ではビザの緩和,日韓の伝統文化の交流拡大等といった制度改善にかかる部分から多様な文化交流の促進まで,様々なレベルでの提言が含まれている,政府で是非実現してほしい旨説明がありました。
- 玄葉大臣から,第一線で活躍される多くの有識者の参加を頂いて,第3期日韓文化交流会議が開催され,有意義な提言をして頂いたことを大変に嬉しく思う,日韓関係は大きな変化をしているところであり,政府としても未来志向的な日韓関係を構築できるよう努力していきたい,今後とも日韓の文化交流発展のために共に協力していきたい旨述べました。
【参考】日韓文化交流会議
- 1999年3月の日韓首脳会談(小渕総理,金大中大統領(いずれも当時)にて,両国の国民レベルの交流を一層拡大するためにいかなる政策が必要かについて,両国の有識者間で検討する会議の設置に合意した。
- 第1期は1999年9月から活動を開始し,全体会議4回を経て,2002年10月に「日韓文化交流に関する宣言(ソウル宣言)」を発表した。また,第2期は,2004年6月より活動を開始し,全体会議4回,シンポジウム1回を開催し,2007年9月に報告書を発表した。
- 第3期は,2010年5月29日の日韓首脳会談(鳩山総理(当時),李明博大統領)にて発足に合意し,全体会議4回,シンポジウム2回を開催し,2012年5月に提言書を発表した。