我が国主催PSI（拡散に対する安全保障構想）航空阻止訓練「Pacific Shield 12」の実施
平成24年6月13日
- 我が国は、7月3日（火曜日）から5日（木曜日）まで、北海道札幌市、千歳市（新千歳空港・航空自衛隊千歳基地及び周辺施設）において、PSI（Proliferation Security Initiative：拡散に対する安全保障構想）の枠組みにおける我が国初の航空阻止訓練「Pacific Shield 12」を主催します。
- この訓練には、我が国より、外務省、内閣官房、警察庁、財務省、国土交通省、防衛省をはじめとする関係省庁が参加するほか、豪州、韓国、シンガポールが検査訓練に参加します。また、アジア太平洋諸国等にオブザーバー参加招請を行っています。
- PSIは、国際社会の平和と安定に対する脅威である大量破壊兵器・ミサイル及びそれらの関連物資の拡散を阻止するため、国際法・各国国内法の範囲内でとりうる措置を検討・実践するグローバルな取組であり、我が国は、その発足当初より積極的に参加してきています。
- 我が国によるPSI訓練の主催は、2004年10月の「Team Samurai 04」、2007年10月の「Pacific Shield 07」に次いで3回目となります。前2回は、いずれも海上阻止訓練で、航空阻止訓練は今回が初となります。今次訓練は、関係機関の連携強化及び不拡散体制の強化に向けた国際社会の強い意思の表明という観点から重要な意義を有するものであり、また、PSIの目的及び取組に対するアジア太平洋諸国の理解を深める好機となることが期待されます。
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