国際水路機関(IHO)総会をめぐる議論について
平成24年4月26日
- 4月23日(月曜日)から27日(金曜日)の日程でモナコにおいて国際水路会議(国際水路機関(IHO)総会)が行われ,日本海呼称問題についても議論が行われました。
- その結果,26日(木曜日)に,世界の海域の境界と名称を記載したIHO出版物(「大洋と海の境界」(S-23))の現行版(1953年版)について新たな決定を行わないことが確定しました。この結果,IHOとしてこれまでどおり,日本海単独表記を継続維持することとなりました。
- 今次総会においては,我が国より日本海は国際的に確立された唯一の名称であり,これを変える必要性も根拠もない旨発言するとともに,責任あるIHO加盟国として,建設的に貢献する用意がある旨表明しました。
- 我が国としては,日本海は国際的に確立した唯一の呼称であるとの確固たる原則の下で,今後ともIHOの関連作業に建設的に関与していく考えです。