
東日本大震災後のインド支援隊通訳ボランティアによる中野外務大臣政務官表敬
平成24年4月6日

本6日(金曜日)午後3時から約20分間,中野譲外務大臣政務官は,東日本大震災後のインド支援隊の通訳ボランティア2名(平本謙一郎氏及び一原直昭氏)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 通訳ボランティア2名より,インドの支援隊の通訳ボランティアとして,宮城県女川町で活動した経験や,今般のインド政府の招待によるインド訪問に際して,女川町長のビデオレターをインド側に届け,また,インド隊の隊長からは女川町長へのビデオメッセージを預かったエピソードなどを紹介しつつ,自分たちの経験を今後大災害が起こった際の救援や復旧のあり方に役立てて行きたいと述べました。
- これに対し中野政務官より,阪神・淡路大震災の際にボランティアとして活動した経験を紹介しつつ,日本として,今回の東日本大震災の経験を世界に向けて発信していくことが重要である旨述べました。
(参考)インド支援隊
(1)東日本大震災による行方不明者の捜索等を行うため,インド政府は国家災害対応部隊の支援隊46名を2011年3月28日~4月8日にかけて派遣(インドにとって初の海外派遣)。宮城県女川町での8日間にわたる捜索で計7体のご遺体を搬出。同支援隊には日本人の通訳ボランティア4名が同行。
(2)インド政府は,日本人通訳ボランティアの活動への感謝の意を込めて,震災後1年にあたる本年3月に,通訳ボランティア4名を約1週間インドに招待。