
大規模自然災害に関するハイレベル国際会議の開催
平成24年3月12日
- 7月3日(火曜日)及び4日(水曜日),外務省は,国内外の関係機関との共催で,東北の被災地3県において,大規模自然災害に関するハイレベル国際会議を開催します。
- この会議では,東日本大地震を始め,近年世界で生じた大規模自然災害についての経験と教訓を国際社会で共有し,事前の備え,緊急対応,都市化を始めとする新たな課題への対応など,様々な側面から防災に関する議論を行い,強靱な社会の構築に貢献していくことを目指します。また,その成果を,我が国がホストする意向を表明した2015年の国連防災世界会議,さらには防災分野の新たな国際行動枠組み(兵庫行動枠組の後継枠組み)の策定につなげていく考えです。
- 会議では,仙台市で全体会合を開催し,一関市,石巻市及び福島市で分科会を開催する予定です。国際社会における防災に対する意識と優先順位を高めることを通じ,東日本大震災の際に寄せられた国際社会の厚意に応えるとともに,多くの関係者が復興に向けた努力を続ける被災地を訪問する機会となることが期待されます。