
ミャンマーへの文化交流ミッションの派遣
平成24年3月7日
- 4月4日(水曜日)から6日(金曜日)まで,日本政府は,独立行政法人国際交流基金との協力の下,白石隆政策研究大学院大学学長を団長とし,各分野の専門家等で構成される文化交流ミッションをミャンマーに派遣します。
- このミッションは,ミャンマー側政府関係者等との間でミャンマーとの文化交流・文化協力の拡大・強化に向けた今後の方策について協議を行うとともに,その成果を政策提言の形で日本政府に報告することを目的としています。
- また,今回の派遣の機会に,団員それぞれの専門分野を踏まえ,写真展,講演会、日本映画の上映会などの文化行事もミャンマーにおいて行う予定です。
(参考)
- 派遣の経緯
(1)2011年3月の民政移管以降,ミャンマーでは民主化・国民和解が急速に進展し,各国は同国に関心を急速に高めている。我が国は,ミャンマーの改革努力を支援するために,率先して同国との重層的な関係の強化を図ってきており,協力の拡大を図る分野の一つとして文化交流を掲げている。
(2)その具体的な施策の一つとして,ミャンマーとの文化交流・文化協力の拡大・強化を目指した今後の政策方針の策定のため,各分野の専門家等で構成される文化交流ミッションを早急に同国に派遣することを2011年末のミャンマー訪問時に玄葉外務大臣からミャンマー政府要人に提案し,ミャンマー側からも歓迎された。これを受けて,外務省として具体的派遣準備を行い,今般,白石隆政策研究大学院大学学長を団長とするミャンマー文化交流ミッションを派遣する運びとなったもの。
(3)今次ミッションでは,同じアジアの友好国として,文化交流や文化協力を通じ,伝統的価値や文化を維持しつつ近代化を遂げた日本の姿を紹介し,ミャンマーの国造りに貢献するとのメッセージを発信するとともに,今後の対ミャンマー文化交流の指針となる政策提言の策定を目的としている。
- ミッションの構成
(1)団長
(2)団長顧問
(3)団員(五十音順)
- 石澤良昭 上智大学アジア人材養成研究センター所長
- 加藤一隆 日本食レストラン海外普及推進機構専務理事
- 北澤豪 日本サッカー協会特任理事
- コシノジュンコ ファッションデザイナー
- 道傳愛子 NHK解説委員
- 西原鈴子 元東京女子大学教授
- 矢内廣 ぴあ株式会社代表取締役社長
- 山下泰裕 東海大学副学長
- 外務省関係者
- (独)国際交流基金関係者