報道発表

玄葉外務大臣とハッサン・ヨルダン・ハシェミット王国計画・国際協力大臣との会談

平成24年3月2日
(写真)玄葉外務大臣とハッサン・ヨルダン・ハシェミット王国計画・国際協力大臣との会談-1 (写真)玄葉外務大臣とハッサン・ヨルダン・ハシェミット王国計画・国際協力大臣との会談-2




 本2日(金曜日)午後3時から約20分間,玄葉光一郎外務大臣は,外務省においてジャアファル・ハッサン・ヨルダン・ハシェミット王国計画・国際協力大臣(Dr. Jafar Hassan, Minister of Planning and International Cooperation)と会談を行ったところ,概要以下のとおりです。

  1. 二国間関係
    (1)玄葉大臣から,2011年6月に続くハッサン大臣の来日を歓迎し,1月に行われた山根隆治外務副大臣のヨルダン訪問等,要人の往来が活発化することは,従来良好な二国間関係の更なる強化に繋がり喜ばしい旨述べました。また,東日本大震災に際する,ヨルダンからの医療支援チームの派遣に対して心から感謝の意を表明しました。更に,アブドッラー国王が来日を希望されていると承知しており,その際には早期から準備を行いしっかりと対応したい旨述べました。

    (2)これに対してハッサン大臣は,アブドッラー国王からは,常に日本との関係を維持・強化するよう指示を受けており,日本がこれまで一貫してヨルダンを支援してくれていることを全てのヨルダン人が高く評価している旨述べました。
  2. ヨルダン情勢及び経済協力
    (1)ハッサン大臣から,ヨルダンは地域のモデルとなることを目指しており,憲法改正や地方議会選挙を始めとする数々の民主化努力を行っている旨,一方,地域における情勢の不安定化を受けて,現在のヨルダンの経済情勢は大変厳しい状況にあり,日本を含む友好国からの支援を期待している旨述べました。

    (2)これに対し,玄葉大臣からは,安定したヨルダンの存在が周辺諸国や地域全体にとっても重要であり,現在取り組んでいる諸改革が着実に推進し,成果を上げることを期待する旨述べました。また,玄葉大臣からは,我が国による最近の対ヨルダン支援に言及しつつ引き続きヨルダンを支援していく考えである旨述べました。
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