
セズィベラ東アフリカ共同体(EAC)事務局長による山根副大臣表敬
平成24年2月8日
本8日(水曜日)午後4時30分から約30分間,山根隆治外務副大臣は,外務省の招へいで来日中のリチャード・セズィベラ東アフリカ共同体(EAC)事務局長(Dr. Richard SEZIBERA, Secretary Genral of the East African Community)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,山根副大臣より,セズィベラ事務局長の来日を歓迎するとともに,経済統合を推進するEAC加盟国への日本企業の進出を後押ししていきたい旨述べました。
- セズィベラ事務局長からは,東日本大震災にも関わらず日本がEACへの協力を継続していること,特にEACの優先分野であるインフラ分野への支援を優先的に行っていることに対する謝意が表明されました。
- 更に,山根副大臣は,2013年に開催するTICADⅤに向けてEACの積極的な貢献を期待したい旨述べ,これに対してセズィベラ事務局長より,TICADプロセスがアフリカ開発に大きな役割を果たしており,EACとしても積極的に参加したいとの発言がなされました。
(参考)
EACは、東部アフリカ5カ国(ブルンジ,ケニア,ルワンダ,タンザニア,ウガンダ)が加盟し、政治・経済・文化面での協力関係の拡大・深化を目指す経済共同体。これまでに加盟国間で関税同盟、共通市場を開始し、現在、通貨統合に向けて交渉中。