報道発表

山根外務副大臣とジャーセル・サウジアラビア経済企画大臣との昼食会

平成24年2月3日

 本3日(金曜日)午後1時40分から約1時間半,山根隆治外務副大臣は,日本・サウジアラビア合同委員会第11回会合出席等のために来日中のムハンマド・ビン・スレイマン・アル・ジャーセル・サウジアラビア経済企画大臣(H.E. Dr. Mohammed bin Sulaiman Al-Jasser, Minister of Economy and Planning)と昼食をとりつつ,日・サウジアラビア関係や国際経済情勢を中心に意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,山根外務副大臣より,ジャーセル経済企画大臣の来日を歓迎し,2012年1月の玄葉光一郎外務大臣のサウジアラビア訪問を踏まえ,石油分野を中心とした両国間の長い友好関係を基礎に産業多角化に関する協力や青年交流等,重層的な関係が進展していることに歓迎の意を表明しました。また,山根副大臣から,東日本大震災の際のサウジアラビアからの支援に対し,改めて謝意を表明しました。これに対し,ジャーセル経済企画大臣より,今回の訪日が経済企画大臣として初めての外遊であり非常に嬉しく思っている,日本との合同経済委員会担当閣僚としてこれまでの素晴らしい二国間関係を踏まえ,さらに関係を深化させたい旨述べました。
  2. 二国間関係について,山根外務副大臣から,例えば,日本は再生可能エネルギーを重要視しており,サウジアラビアの資金力と日本の技術力を合わせて次世代エネルギーに関する研究を共同で進めることができれば意義深い旨述べました。ジャーセル経済企画大臣より,二国間関係は強固であるが,さらに強化していく必要がある,日・サウジアラビア間の貿易規模に満足しているが,投資関係をさらに強化したい,サウジアラビアは若年層が多いため多くの雇用機会を必要としており,日本からの投資を歓迎する旨述べました。
  3. その他,欧州経済を含む国際経済情勢について意見交換を行いました。
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