報道発表

北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射に関する玄葉外務大臣とヘーグ英外相との電話会談

平成24年12月12日
  1.  国連安全保障理事会における協議に先立ち,12日午後11時45分(日本時間)から約15分間,玄葉光一郎外務大臣は英国のウィリアム・ヘーグ外務大臣(Rt Hon William Hague, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)との間で,北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射について,電話会談を行いました。
  2.  両大臣は,今回,北朝鮮が発射を強行したことは,安全保障上の重大な挑発行為であり,関連する国連安保理決議に違反する深刻な脅威であるとの認識を共有しました。
  3.  その上で玄葉大臣から,4月のミサイル発射時の国連安保理議長声明では,北朝鮮による更なる発射の場合には,これに応じた行動をとる決意を表明する旨書かれていることを踏まえ,今回の発射に対して,4月の発射時より強い対応をとることが不可欠であり,安保理常任理事国である英国の役割に強く期待する旨述べました。
  4.  これに対し,ヘーグ外相から,国連安保理において迅速かつ強い対応をとる必要がある,既にニューヨークにおいて協力を開始している,日本側の考えは十分理解しており,安保理での議論がうまく進むように最大限努力し,日本側に緊密に連絡をしたい旨述べました。
  5.  最後に,両者は,本件に関し,今後の対応について引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
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