
吉川大使の経済協力開発機構(OECD)執行委員会議長再任命
平成24年12月11日
- 本11日(現地時間10日),経済協力開発機構(OECD)理事会は,吉川元偉駐OECD日本政府代表部大使を,2011年,2012年に引き続き2013年の執行委員会議長に任命しました。
- OECD執行委員会は,OECDにおける理事会に次ぐ最高意思決定機関であり,各分野における委員会から提案された決定及び勧告等のほか, OECDが取り組むべき戦略的課題や優先事項について,全体的視点から審議し,理事会を補助すること等を任務としています。理事会は,OECD事務総長が議長を務めますが,執行委員会は加盟国の代表が議長を務めることとなっています。
- 吉川元偉大使が,昨年及び本年に続き,執行委員会議長に再度任命されたことは,同大使のこれまでの議事運営等に対する加盟国の信任を示すものです。我が国としても,吉川大使が執行委員会で指導的役割を果たし,OECDが様々な世界経済の課題について,積極的に貢献することを期待しています。
(参考1)OECD設立条約第9条の規定
理事会は,執行委員会及び機構の目的を達成するため必要な補助機関を設置することができる。
(参考2)執行委員会議長を日本大使が務めた例
- 1977年~1980年
- 平原 毅 大使
- 2011年~
- 吉川 元偉 大使