
クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の来日
平成24年11月27日
- 11月28日から11月30日まで、ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁(Miss Helen Clark、Administrator of UNDP)が来日します。
- クラークUNDP総裁は、日本滞在中、我が国政府要人等との間で、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成、2015年より先の国際開発目標のあり方(ポストMDGs)等の地球規模の課題、国連機関と日本との戦略的連携等につき、意見交換を行う予定です。
- 我が国はUNDPと協力して、MDGsの達成、アフリカ等におけるガバナンス支援など、人間の安全保障の視点を重視した多岐にわたる援助を実施してきています。今回のクラーク総裁の来日により、我が国とUNDPとの間の協力関係が一層強化されることが期待されます。
- なお、本年のクラーク総裁の来日は、7月の世界防災閣僚会議in東北、10月のIMF・世銀総会の際の来日に続き、3回目となります。
(参考1)ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁
ニュージーランド国自然保護大臣、住宅大臣、保健大臣、労働大臣、副大臣を経て1993年に労働党(野党)党首。1999年から2008年にかけて、首相を務める。2009年4月より現職。UNDP総裁は、国連において事務総長、副事務総長に次ぐポスト。
(参考2)国連開発計画(UNDP)
UNDPは、国連システムにおけるミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた取組を推進する中核的機関であり、MDGs関連イベントを我が国と共催するなど、我が国の外交政策上、重要なパートナーである。また、危機予防と復興、民主的ガバナンス、環境とエネルギー等の分野において中心的な役割を果している。UNDPは、我が国、国連、世銀とともに、TICADの共催者でもある。