日加EPAの可能性に関する共同研究第4回会合の開催
平成24年1月20日
- 1月23日（月曜日）及び24日（火曜日），東京にて，日本とカナダとのEPAの可能性に関する共同研究第4回会合を開催します。
- この会合には，我が国から髙瀬寧外務省経済局参事官，宇野雅夫財務省関税局参事官，角田豊農林水産省大臣官房審議官をはじめとする外務省，財務省，農林水産省，経済産業省の関係者が，またカナダからデニー・キャリエール外務国際貿易省貿易政策交渉課長(Ms. Dany Carriere, Director, Trade Policy and Negotiations Division, Foreign Affairs and International Trade Canada)，ドーグ・フォーサイス農務・農産食料省戦略貿易政策課上級課長(Mr. Doug Forsyth, Executive Director, Strategic Trade Policy Division, Agriculture and Agri-Food Canada)をはじめとするカナダ外務国際貿易省及び農務・農産食料省の関係者がそれぞれ出席する予定です。
- 今次会合では，共同研究報告書の作成に向け，我が国の農林水産業関係者・有識者からの意見を聴取するとともに，二国間の貿易・投資関係等についての意見交換が行われる予定です。
【参考】「日加EPAの可能性に関する共同研究」
2010年に発表された「包括的経済連携に関する基本方針」を踏まえ，同年11月の日加首脳会談において日加間の経済連携に前向きに対処していきたいとの点について両首脳の意見が一致。これを踏まえ，2011年2月にオタワで開催された日本・カナダ次官級経済協議での議論を経て，日本及びカナダ両政府は，日本とカナダとのEPAの可能性に関する共同研究を開始することで一致。同年3月から7月までに3回の会合が開催された。12月の日加首脳電話会談では，ハーパー首相から日加EPA共同研究につき提起があり，野田総理から，日加EPA共同研究は，本年1月に次回共同研究会合を開催して，共同研究報告書を完成させ，交渉を開始できるよう取り組んでいきたい旨述べたのに対し，ハーパー首相はこれを歓迎した。
- 経済連携協定（EPA）／自由貿易協定（FTA）
- 各国・地域情勢
- 北米局 北米第二課