報道発表

山根外務副大臣のキューバ訪問(概要)

平成24年1月13日

 1月11日(水曜日)から13日(金曜日)にかけてキューバを訪問中の山根隆治外務副大臣は,主な日程を終えたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 山根副大臣は,11日(水曜日)にマルセリーノ・メディーナ第一外務次官(Mr. Marcelino Medina, First Vice Minister of Foreign Affais)と,翌12日(木曜日)にリカルド・カブリサス・ルイス閣僚評議会副議長(Mr. Ricardo Cabrisas Ruiz, Vice President of the Council of Ministers),ブルーノ・エドゥアルド・ロドリゲス・パリージャ外務大臣(Mr. Bruno Eduardo Rodríguez Parrilla, Minister of Foreign Affiars)及びロドリゴ・マルミエルカ・ディアス外国貿易・外国投資大臣(Mr. Rodrigo Malmierca Díaz, Minister of Trade and Investment)と会談を行いました。
  2. これら会談の中で,山根副大臣は,東日本大震災に際するキューバ政府からのお見舞いや支援申し出に謝意を表明し,両国間の債務問題や北朝鮮による日本人拉致問題解決に向けての働きかけ等を行いました。
    メディーナ第一外務次官をはじめとして,キューバ側からは,東日本大震災の際の日本国民の規律ある行動に賞賛の意が表明された他,日本のこれまでの経済協力がキューバの開発に貢献しており感謝する旨の発言がありました。
    また,両国間での要人往来が活発化していること,日本キューバ政策対話が非常に重要な二国間の意見交換の場となっていること,防災分野を含む国際場裡における協力促進や今後の二国間関係強化の方策についても意見交換がされました。更に,2011年12月に発足した中南米諸国共同体等についても意見交換がされました。
  3. この他,山根副大臣は,12日(木曜日),キューバの医療施設の視察を行い,キューバにおける統合医療の取組等について説明を受けました。
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