報道発表

日豪外相電話会談

平成23年9月8日
  1. 本8日(木曜日)午後5時15分から約20分間,玄葉光一郎外務大臣は、オーストラリアのケビン・ラッド外相(Hon. Kevin Rudd, Minister of Foreign Affairs)との間で,電話会談を行いました。
  2. 会談では,玄葉大臣より就任の挨拶を行ったのに対して,ラッド外相より,玄葉大臣の就任につき祝意を表するとともに,日本との関係はアジアで一番重要であり,日本の震災復興のために渡航情報の見直し,オーストラリア人の日本への観光促進も含めオーストラリアとしてできる限りの支援を行っていく旨述べました。また,日豪EPA交渉の再開,日本とオーストラリア豪が中心となっている軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)を進展させる重要性,東アジア首脳会議(EAS)における防災協力等につき述べました。
  3. 玄葉大臣より, ギラード首相の南三陸町訪問を始め,東日本大震災の際の豪州からの支援に改めて感謝する,復興のプロセスを開かれたものとする,オーストラリアをアジア太平洋地域における戦略的パートナーとして重視している,日豪EPAについては,できるだけ早期に交渉を再開するよう努力したい,EASに関しては,海上安全保障や防災等の政治・安全保障分野での取り組みを強化していきたい,軍縮・不拡散を含め緊密に協力していきたい旨述べました。
  4. また,両外相は,日豪2+2の早期開催に向けて調整を行っていくとともに,今後マルチを含めて様々な形で緊密に意見交換していくことで一致しました。

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